
アパレル販売員として転職活動を始めようと思ってるけど自己PRの仕方がわからない。自己PRを作るコツを知りたい。
上記のような悩みを抱える方に向けての内容となってます。
アパレル販売員をしてて身につくスキルは接客くらいに思う方もいるかもしれませんが、細かい業務をみていくとそうでもありません。
今回は、自己PRを作るポイントを順序立てて解説しているので、あなたの希望の業界にも応用できるようになります。
わたし自身、アパレルから不動産業界へ転職するにあたって特に「自己PR」を作ることに力を入れてきました。
そのこともあり、より転職活動を上手く運んでいけました。
それでは、さっそくですが本題です。
アパレルから異業種に転職!自己PRのポイントを解説

ここからは、自己PRをまとめるにあたり順番に解説していきます。
人によっては自己PRを作っていく順番が多少異なると思いますが、おおよそはこれから解説していくような順番で間違いはありません。
スキルを整理しよう
アパレル販売員として働いていた年数や職場環境によって任される業務や立場が変わってきますが、下記にスキルを記載したので、あなたにあてはまるものをピックアップしてみて下さい。
- 対面接客
- 販促
- POP
- 写真撮影
- ブログ執筆
- 顧客管理
- マネジメント
- 電話対応
- DM作成
- 商品・企画提案力
- PCスキル
- 在庫管理
上記のことから、接客以外にもアパレル販売の仕事で身につくスキルはたくさんあることがわかります。
店長やマネージャーなど役職がなくてもできることはたくさんあります。
もし、あなたの職場が上記のような業務で扱ってない部分があったとしても、それ以外の部分で役に立ちそうなことをピックアップしていきましょう。
アパレル業界以外にも転用できるスキルはたくさんあります。
自分の性格を分析しよう
アパレル業界のスキル以外にも、自分の性格を分析していくことも転職活動においては必要になってきます。
特に、履歴書だけではなく、面接でも性格の短所と長所を聞いてくる企業はありますし、自己PRを聞く際に、自分から性格の長所を説明しても損はありません。
性格の長所に関しては、転職先の企業に役立つようなことをアピールします。
たとえば、営業職への転職を目指している場合、
- 精神的に強い⇒営業で断られても継続できる
- 体力がある⇒外回りが多くてもこなせる
また、短所に関してはうまくフォローしていかなければなりません。
- 優柔不断⇒慎重に仕事を進めていける
- 飽き性⇒気持ちの切り替えが早く失敗を引きずらない
もちろんこれはあくまで一例ですし、絶対の正解ではありません。
あなたの長所と短所を一つずつピックアップして、分析していくことが必要です。
実績をアピールする
アパレル販売員は、商品を売る以上、ノルマが多いところがほとんどです。
予算達成率、売上、また受賞歴があるある方は必ずアピールしましょう。
特に営業や接客業に転職する際はアピールできれば役に立ちます。
また、実績を数字としてそのままアピールすることも必要ですが、その結果になるためにどういう行動をして、工夫したかなどの過程も重要です。
課題解決をするためにどういったアプローチをしていくかも企業側は気にすることです。
採用するメリットをアピールする
転職活動する際に企業側は採用するメリットを見い出すことができなければ採用しません。
- 今の技術を転職したらどう活かせるか
- 自分が企業になにを提供できるのか
- 今後身につけたい技術
前述したスキルや性格の長所のどういったことが役に立てるか説明していくことが必要です。
ただ、そういった求められるスキルや長所は業界や職種によっても違うので、少しずつ変えていく必要があります。
対策としては、応募先企業の人物像から逆算することです。
大半の求人には、「企業が求める人物像」という項目があるので、自分のスキルや性格がその項目にあてはまるか検討していくといいでしょう。
実例集
アパレル販売員の転職先は意外に多くあります。
別記事で解説してますので、まだ業界や業種について迷ってるという方は参考にしてみてください。
⇒【未経験OK!】アパレル販売員の転職先は?おすすめの職種を紹介
ここからは、アパレル販売員の転職先として多い職事務職と営業職に絞って実例を紹介していきます。
事務職
ポイントは、事務職で求められているスキルです。
下記は求人の一例になります。
事務職は基本的に書類やPCを使った地道な作業が必要です。
また、自分で仕事を作るというよりは、マニュアル通りに業務をこなす能力が求められます。
一例をあげます。
「アパレル業務をしてきた中で、対面接客だけではなく、電話対応にも注力してきました。その結果、電話での対応も売上や顧客満足度に大きくかかわってることがわかりました。事務職での電話対応は会社の窓口そのものです。営業のような華やかさはないかもしれませんが、縁の下の力持ちとして御社に貢献していきたいと思ってます。」
「アパレル販売員のときに、在庫管理やPOP作成などの業務を中心に行っていました。裏方としてのイメージが強いですが、これらの業務が成り立たなければ、接客しづらく売上にも結びつきにくくなります。わたしは自分から前に出てという性格ではありませんが、決められた事を確実にこなすことはできるので、こういった性格は事務職の業務にも活かせるはずです。」
営業職
テレアポ、訪問営業など営業といっても種類はいろいろありますが、共通していえるのは商品を売ることです。
アパレル販売もそうですが、商品を売ると言っても簡単ではなく、多くのスキルと、なによりも強いメンタルが必要です。
そのあたりをうまくアピールしていくことが企業の評価にもつながります。
一例をあげます。
「わたしは、アパレル販売のときに店舗売上前年〇%増の成績を達成しました。その時に気を付けていたのは部下のモチベーションを上げるマネジメントと、リピーター客を増やすという2点についてです。売上を上げるためにいままでやらなかったことを積極的に取り入れたり、挑戦してきました。営業も同じ売上を上げるという職種である以上、必ずいままでの経験を活かせる自信があります。」
「わたしは、細かい仕事をするなどの几帳面さには欠けますが、目標に向かって行動していくことに関しては誰よりも自信があります。アパレル販売員の時も、閉店時間やセールの期限が迫っていても最後まで諦めずに売上を上げるように努めてきた結果、店舗史上最高益を出すことができました。もちろん、売上を上げた施策はいくつもありますが、根底には諦めないという気持ちがあったからだと思っています。精神論の部分はありますが、営業の仕事でも必ず役に立つ能力であると思っています。」
客観的に見てもらおう
自己分析や実績など細かい部分に関してはどうしても自分で分析していくことは限界があります。
その限界をなくすにはやはり、転職エージェントなどのプロのサポートが必要です。
わたし自身、最後の仕上げの際はエージェントに添削してもらいました。
転職エージェントは、業界だけではなく、転職希望先の企業がどういった人材を求めているかを把握しています。
その企業に見合った書類や面接対策をしてくれるので、より効率的に転職活動を進めていくことができます。
転職活動がはじめてだったり、行き詰っている方は是非利用してみてください。
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