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【書評】貯金感覚でできる3000円投資生活 著/横山 光昭【結論:3000円で投資とか無理ゲー】

コラム

みなさんは毎月余ったお金をどうしてますか?

日本人では9割以上の人は預金に回しています。

出典: 日本証券業協会、証券投資に関する全国調査(調査結果概要)

今回ご紹介する本では、老後に向けて資金をためる方法を紹介しています。

プロローグでは、

「証券口座を開き、月々3000円で投資をスタートし、おススメの投資信託を買うだけ」

とあります。

主な目的は老後のための資金確保とのことで、本書では以下のような手順で投資を提案しています。

・ネットの証券口座を開こう

・下落リスクが少なく、手数料が安いインデクスファンドを買おう

・税金面で有利だから積み立てNISAとIDECOを活用しよう。

インデックスファンドは投資の神様といわれているウォーレン・バフェットも薦めてて、統計的にリスクも少ないといわれています。

NISAとIDECOが節税になることは一理あります。

ただ、前提として3000円て・・・・。

本のタイトルが3000円とありますが、あえて反論させて頂きます。

3000円で投資とか無理がある

元手がいくらなんでも少なすぎます。

3000円くらいなら高校生でもバイト代で貯金できる金額です。  

そのわずかな金額でどれほどのリターンを見込めるのでしょうか?

本書は、老後の資金確保を主な目的とした内容となってます。

老後の資金を確保するために、月々3000円では少なすぎるのです。

月々3000円の投資で10年間運用した場合

本書では、月々3000円投資して、10年後には49万円とあります。

ただ、36万投資総額があるので、実際の利益は13万円です。

しかも複利運用してのこの金額になります。

途中で月々の投資金額を減らしたり、使ってしまったりすれば、さらに利益は少ないです。

この金額が安いというわけではありませんが、それなら書籍などの勉強代に使った方がいいと思います。

転職や起業が成功すれば1年で13万くらい簡単に稼げます。

ちまちま3000円なんて「投資ごっこ」をやるくらいなら、無駄遣いせず自己投資しましょう。

じゃあ投資はしたらだめなの?3000円じゃ安いならいくらからならいいの?

個人の自由なんでしたければしてください。

ここまで批判しておいて恐縮ですが、個人の自由なので、リターンが見込めると思う方はしてみればいいと思います。

自己投資に回したほうがはるかに有意義だと思いますが、あくまで僕個人の意見です。

「投資ごっこ」投資家気分を味わいたい方は10年後に小銭がたまるかもしれないので是非チャレンジしてみて下さい。

安全に投資しながら資産を増やしたいなら、せめて1000万円くらいの元手から

インデックスや社債、安定企業の株の配当でおおよそ3~5パーセントの運用ができます。

10年間1000万円で複利運用した場合、3%だと343万円の利息、5%だと628万円の利息がつきます。(複利は元手と利息を減らさずに投資し続けていくことです)

ここまでくれば現実的な資産運用になってくるはずです。

ただ、毎月の投資額を増やしていって、成果を出した方も中にはいるので、そこまでくるともう個人の実力によるところがあります。     

最初の結論に戻りますが、3000円の投資には無理があります。

それでは、僕たちは老後にどう備えていけばいいのでしょうか?

貯金を殖やす

シンプルですが、難しいです。

無駄遣いが一番の大敵です。

その車本当に要りますか?その服本当にいりますか?その保険本当に入る必要がありますか?スマホは格安じゃないとだめですか?

これらの見直しをすれば、10年間、3000円をちまちま投資ごっこをするよりも大きな金額をすぐに作ることができます。

自分でビジネス(副業)をはじめる

今後はいままでよりさらに不安定な雇用状況になります。

・AI化による単純作業労働の減少。

・終身雇用制度、年功序列の崩壊。

年金だけではなく、退職金すら期待できません。

そもそも、退職の年齢まで会社に居続けられるとも限りませんし。

そういったリスクを回避するためにも、自分でビジネスを立ち上げることが必要だと思います。

「副業解禁」を国が推してるのは、そういうことだと思います。

年金や保険など国に頼るなってことです。

少し複雑な気持ちですが、副業を禁止されるよりはいいことです。

この流れを機にガンガン副業していくべきです。

もう会社や国に頼るのはやめましょう。

この本を読んでほしい人

今回は、個人的にあまりおススメできる本ではありません。

ただ、あらためてお金のことを考えるきっかけにはなったのでまあよかったかな、と。

ただ、この本を読んでふと思いました。

「この著者、本当にお金の知識あるのかな?」と。

本のプロフィールを見ると、マイエフピー代表取締役とありました。

ファイナンシャルプランナーとして活動していて、講演や著作活動を精力的になさっているみたいですが、どこにも「級」が書いてない。

会社のホームページにも。

ファイナンシャルプランナーとして活動してる人って、だいたい「1級」とか「CFP」って書いてあるんですよ。

それがなく、ただ「ファイナンシャルプランナー」。

いろいろ調べてみると、AFPとありました。

いってしまえば、2級に該当するレベルです。

資格=実力とはいいませんが、高卒でFPの仕事をしていない僕でさえ2級なので、正直これだけプロとして活動されてるかたとしてはどうなのかなと思います。

堂々とプロフィールに書けばいいのに、書いてないってことは、やっぱり知られたくないんでしょうね。

まあ、ここまではいいとして、驚いたのが相談料。

1時間半から2時間でなんと25,000円也。

0が一つ多いんじゃないかって何回か確認しました。

しかも18時以降に限っては28000円、笑

商売なので、自由なのですが、家計を助けるとか謳っておいて、2級FPレベルの相談料にしてはちょっと高いです。

ただ、それでも来る人がいるから続けられてるんだろうなあ・・・・。

家計で困ったとき、特に借金の問題は弁護士さんに相談するのが一番です。

お金がないのにさらに搾取される。

それを防ぐためにも勉強の大切さを改めて感じた一冊でした。

以上。

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