- 車がいらない理由を知りたい
- いまの自分がもたないほうが良いか知りたい
本記事は上記のような悩みをもつ方に向けての内容となってます。
4大コストといわれるもののひとつに「車」があります。(ちなみに4大コストは家・車・家族・保険です)
経済的な事情など、車を買おうかどうか迷われてる方もいるでしょう。
今回は、車がいらない理由について解説していくわけですが、もちろん人によっては車があったほうがいい場合もあります。
車がいらないメリット・デメリットについても解説していきますので、いまのあなたにとって最適な選択肢を選ぶ目安になります。
記事内では、特に経済的な面について取り上げていくので、お金について悩んでる方にとっても参考になります。
また、いま車を持ってる人にとっても役立つ内容となってますので、是非ご参考ください。
車がいらない理由

維持費がかかる
車がいらない一番の理由といってもいいのが、維持費がかかるものです。
車は「金食い虫」といわれているように、所有しているだけでどんどんお金がなくなっていきます。
主にかかる維持費の内訳をみてみましょう。
- 洗車代
- 任意保険料
- ガソリン代
- 車検代(2年に1回)
- 自動車税(毎年1回)
- 車内の備品や消耗品
- 駐車場代、ガレージ代
- 修理代(塗装、へこみ)
- 自動車重量税(2年に1回)
- 自賠責保険料(2年に1回)
- メンテナンス代(タイヤ交換、オイル交換)
少なくとも、これだけのものがかかってきます。
その人の状況によって、金額の対象はありますが、数十万以上かかることが大半ですし、中には数百万円かかってる人もいます。
車を所有しているときは、あまりお金を使ってるのを意識しないので、それが怖いところでもあります。
公共交通機関で十分
毎日通勤などで車を利用したとしても、公共交通機関の方が安くすみます。
また、車だと渋滞リスクがありますが、公共交通機関はそれに比べると安全ですし、乗車中の時間も節約できます。
もちろん、毎日車に乗るわけでもなく、週に1.2回くらいしか乗らない場合は、タクシーやレンタカーを利用した方がトータルで得になります。
コロナで外出が減った
コロナの緊急事態宣言により、一時外出が大きく制限されました。
解除されてからは、また人が増え始めてはいるものの、コロナ前に比べると確実に減ってきました。
外出しなくても生活できることがわかった人は、今後も車での遠出も少なくなっていくでしょう。
車で遠出することがなくなっていけば、車がいらなくてもいいという状況になります。
時々遠出するとしても、新幹線や飛行樹を利用した方が安い上に速く移動できます。
テクノロジーの発達
いままで車を持っていない人にとって、レンタカーくらいしか自分で車を運転することはできませんでした。
ところが、いまは都内を中心にシェアカーが普及してきていますし、自動運転が実用化すれば、タクシー料金も下がっていくでしょう。

そうなってくれば、自分で車を持つこと自体の意味がなくなりますし、いままでの「いつでも乗れる」というメリットもなくなってくるでしょう。
他のことにお金を使えるようになる
前述したとおり、車には多額の維持費がかかります。
僕の場合は車を手放したことによって、年間100万円近くの金額が浮きました。
車を手放すだけで、自己投資や趣味などにつぎ込める金額が一気にあがります。
それでも、おつりが来るくらいなので、いかに車の維持費が高かったかわかります。
いまカツカツな生活をしている人は、そこまで無理をしてまで車を持つ意味があるのか真剣に考えていく必要があります。
時間が無駄
ドライブ好きの方からものすごい反感を買われそうな見出しですが・・・(笑)
自家用車は「いつでもどこでも行ける」というメリットはあるものの、当然運転をしなけらばなりません。
ドライブ自体が楽しいというのは置いておいて、ただ運転してる時間が無駄だと思って今します。
音楽やオーディオブックを聴くのもいいですが、やはり運転に集中している以上はどうしても効率が悪いです。
それでしたら、新幹線やタクシーを利用した方が時間効率が良いです。
もちろん、この問題に関しては個人の好みによるところが大きいので、「何を犠牲にしてでもドライブが大事」と主張される方にとっては時間が無駄ではないのでしょうが・・・。
免許がいらない
運転免許証は、身分証明書にもなるというメリットもありますが、マイナンバーカードやパスポートがあるので、そちらの方がコスパは良いです。
身分証明書として数十万円かけて免許をとるのは、非常にもったいないです。
免許取得費用を勉強や海外旅行に使った方がはるかに有益です。
健康的になる
いままでは車で出かけていたような場所でも、車を手放すことによって、電車・バス・自転車などの交通手段を使うことになります。
当然、歩く距離も増えますし、車を持ってた頃に比べ健康的になります。
車に頼って生活している人は不健康になりがちなので、そういった健康面でも車がいらない理由になります。
車があったほうが良い場合

ここまで、車がいらない理由についてのみ解説してきましたが、車があったほうがいい人も中にはいます。
主に下記の2つの場合です。
①子育て世帯
特にお子さんが小さい場合は、送り迎えや買い物などで必要な場面が多いです。
なるべく通販で買い物を済ませたり、お子さんの学校に近い場所に住めばほぼ車は必要ありませんが、簡単ではありません。
とはいえ、周りが車を持っているからと流されているのは良くないので、今一度本当に必要か考えることは重要です。
②田舎暮らし
公共交通機関が発達しているとはいえ、1日に数本しか電車が来なかったり、車がないと移動が困難なところはあります。
そういった場合は、車がないと逆に生活しづらくなってしまうので、無理に手放す必要はないでしょう。
車がいらないわけじゃない人の選択肢

子育て世帯や田舎暮らしの人はもちろん、それ以外でも「車がいらないわけじゃない」という人はいると思います。
とはいえ、どうしても維持費がかかってくるので、そういった経済面での対策を解説していきます。
車のサイズダウンをする
保険や税金は車のサイズに応じて金額が上がる傾向にありますし、車内の備品や洗車代なども車体が大きいほどよりお金がかかります。
そういった部分で出費を抑えるために、車のサイズダウンは一つの選択肢です。
サイズダウンをすれば、多くの場面でいまよりは出費を減らすことができます。
いま車を持ってる人はタイミングが合えば乗り換えたり、これから車を買おうとしてる人は、予定よりも小さいサイズを検討してみると良いでしょう。
所有台数を減らす
車を複数台所有していれば、当然その分の維持費がかかります。
所有台数を減らし、減らした分は公共交通機関やレンタカーなどに変えることで出費を抑えることができます。
「とりあえず持っておく」というほど無駄なことはないので、利用頻度が少ない車は手放すことを検討していきましょう。
保険や車検を見直す
車を購入したときに、ディーラーの保険に加入したり、購入店舗の車検を利用している場合は、割高な場合が多いです。
ネットの保険に乗り換えれば、場合によっては年間数万円の節約になりますし、車検に関しても見積もりを取ることによって出費を抑えることにつながります。
また、この際、車関係だけではなく家計全般の出費についても見直してみましょう。
節約というと、買い物などの「変動費」に目がいきがちですが、「固定費」を意識していった方が楽ですし効果が大きいですよ。
まとめ
車を所有することは今後の時代の流れやコストを考えると無駄です。メリットばかりを見ないで、デメリット特に経済面では慎重に検討していく必要があります。
すぐに手放すかどうかはおいておいて、出費を見直しても損はありません。
保険、車検、生活費をまずは見直し、車を手放すのはそれからゆっくり検討していきましょう。
当ブログでは、お金についての情報発信もしてますので、是非他の記事もご参考下さい。
それではまた。
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