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住宅ローンの本審査に落ちる確率は?落ちる原因と対処法を解説!

住宅ローン
この記事を書いた人
Ryota Nakanishi

当ブログの管理人。静岡在住。宅建士・FP
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザーの資格を保有。
高校卒業後、アパレル販売員から不動産業界へ。
賃貸仲介や賃貸管理などの仕事を約4年経験。
不動産会社員時代の経験や、資格で得た知識を活かして不動産やお金について情報発信をしています。不動産メディア『任意売却ラボ』を運営
不動産のご相談、ライティングや記事の監修などもしてますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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住宅ローンを借り入れするために必要なローン審査。仮審査、本審査と2段階の審査がありますが、ときどき「仮審査には問題なく通ったのに、本審査で落とされてしまった」という人がいます。「仮審査の通って本審査に落ちる確率はどのくらいなのか?」など気になることはたくさんあると思います。

そこで、今回は下記のような悩みを持った人に向けて記事を書きました。

読者の悩み
  • 仮審査に通ったのに本審査に通らないことがある?
  • 仮審査が通った時点で引っ越し準備などをしてもいい?
  • 本審査を受ける上での注意点や通るためのコツは?

本記事を読むことによって、これから本審査を受ける人が備えておくべきことや、既に本審査に落ちてしまった人が取るべき対処法などについても解説していきます。

住宅ローンを利用する人にとっては必読です。

住宅ローンの本審査に落ちる確率は?

住宅ローンの本審査に落ちる確率は?

結論からですが、「落ちる確率は1割以下だが人による」です。1割というのは、金融機関の担当者や、僕の経験上からの数字ですが、多くの関係者が同意するところでしょう。。仮審査時の書類と変更や相違があったり、よっぽどのことがなければ滅多に本審査は落ちません。

人による、というのもそのためです。人によって、仮審査時と本審査時の「ズレ」があるからなんですね。とはいっても、落ちないためにも注意点を把握しておく必要があります。具体的にみていきましょう。

仮審査に通ったのに本審査に通らないことがある

仮審査に通ったのに、本審査に通らない人はまったくいないということはありません。調子の良い営業マンから、「仮審査に通ったんで、100%大丈夫です!今住んでるところの退去手続きをしましょう!」と言われても信じてはいけません。

本審査に落ちる人がいるのは、仮審査とは審査の定義が違うからなんですね。

・仮審査=顧客申告の基づき、融資可能かを案内する(決定ではない)
・本審査=エビデンスに基づき、融資可能かを決定する

上記のとおり、仮審査は、「自己申告」である以上、細かい内容の精査はしません。極論ですが、嘘で書いて出した仮審査の内容で通ってしまうことすらあるのです。(もちろん絶対やってはいけません。)

「仮審査に通ったので大丈夫」と金融機関に言われたとしても100%鵜呑みにするのは危険です。あくまで担当者の経験に基づくものですし、本審査をするのは金融機関の担当者ではなく、保証会社なのです。

そもそも、仮審査を通った人が100%本審査に通るんだとしたら、審査をまとめて1本に統一すればいいことになりますよね。でも現状は違います。仮審査に通れば、本審査に通る確率は高いですが、本審査では詳細の確認をしますので、一定の確率で落ちる人が発生するというわけです。

仮審査と本審査の審査の違いを表でまとめました。

仮審査本審査
年収に対しての返済比率健康状態(団体信用生命保険)
物件価格に対しての自己資金比率物件の担保評価
現在の借入の状況
個人信用情報
勤務形態
勤続年数
勤務先の実態と信用

上記のようなポイントからずれるほど審査に落ちる可能性も高くなります。

仮審査~本審査までの間に

  • 団信に影響するような病気になる
  • 転職する
  • 収入が大きく変動する
  • 出来上がりが違法建築だった

などの場合には特に注意が必要です。

借金がないのに落ちた場合

「夫には借金がないのに、本審査で落ちてしまった」なんていう人もいます。

借金がないのに本審査に落ちてしまう原因は主に2つ。「借金以外が理由の場合」と「本当は借金がある場合」です。前者は他の理由を探すことになりますが、後者はどういうことでしょうか?

それは、仮審査時には借金が発覚しなかったが、本審査の調査で発覚してしまうということです。中には、家族にも隠して借金をしていたということもあるくらいです。

本審査を落ちたとしても、その理由は教えてもらうことはできません。もし、借金の可能性があるのだとしたら、CICなどの個人情報機関に情報開示請求をして、個人信用情報を確認してみましょう。個人情報を開示した際、その内容に「異動」と記載がある場合は、俗に言う「金融ブラック」となります。

異動・・・決められた返済日から61日以上延滞すると異動扱いになります。異動が消えるには、その借入が完済してから5年以上経過しなければ消えません。それまでは、原則、住宅ローンだけではなくクレジットカードも作れない期間となります。

また、意外と軽視しがちなのが「携帯分割代金の遅れ」です。これは、いわゆるローン事故なのであまり簡単に考えてはいけません。できればローンを申し込む前に一括返済しておきましょう。

審査に時間がかかる場合

本審査は通る時は早い傾向があり、逆に微妙なときは意外と時間がかかります。住宅ローンは勤続年数やその他の「属性」をしっかり見極めて通すかどうかを決めますので、カードローンなどのようにその日や、2,3日で通ることは少ないです。

審査までの期間について、詳しくは住宅ローンの審査期間の目安は?短くするコツも解説!で解説しています。

住宅ローンの本審査に落ちないためには

住宅ローンの本審査に落ちないためには

ここまで、本審査に落ちる面だけに触れてきましたが。本審査に落ちないためには、あらかじめ落ちる原因を想定し、それを防ぐ対策をすることが必要です。しっかりと対策をしていくことで、本審査に落ちる確率を下げていきましょう。

虚偽の申告をしない

仮審査時に「仮審査だから少しくらい盛ってもいいだろう」という気持ちで申込みをしてはいけません。借金の部分でも解説したとおり、本審査ではより詳細に調査されることになるので、隠しごとはバレてしまいます。

万一、本審査に通ってローンを借りれたとしても、虚偽が返済中に発覚した場合、「一括返済」を求められるリスクもあります。不明な点はよく調べて、嘘偽りのない申告をしましょう。

属性を見直す

住宅ローンの審査情報の内容を「属性」といいますが、属性が悪いと審査落ちになる可能性が高くなります。

属性が悪い例をみてみましょう。

  • 過去7年以内に債務整理をしたことがある
  • クレジットなどの返済日を遅れて引き落とされることが度々ある
  • 現在も消費者金融やキャッシングの借入がある
  • 運転免許証の番号の最後の1桁が4以上の数字(紛失した回数)
  • キャッシング枠のあるクレジットカードを複数保有している
  • 携帯電話を分割払いで購入している
  • 自動車ローンの残債がある
  • 雇用形態が契約社員、バイト、パートである
  • 自営業で確定申告額が少ない
  • 健康保険証が国民健康保険
  • 社会保険だけど資格取得年月日が勤続年数と異なる
  • 勤務先が小規模または社歴が3年未満
  • 給与体系が時給、日給、歩合である
  • 現在、産休中または前後である
  • 勤続年数1年未満
  • 独身である
  • 諸費用も住宅ローンに組み込みたい
  • 高血圧や糖尿病などの持病がある
  • 現在の居住年数が1年未満

上記はあくまでも例ですが、1つでも心当たりがある場合は、仮審査を申込みする際に、その該当する事項について詳しく説明をする必要があります。なにも説明をせずに住宅ローンの仮審査の申込みをすると、金融機関から、「今回は、総合的な判断でお受けできません」と審査不承認になる可能性があります。もちろん、この理由を知ることはできません。

仕事や生活の都合上、上記の条件で変えられない部分があるのは仕方ありませんが、それでも改善できる部分はなるべく取り組んでいきましょう。

勤務先や給与体系に対応した住宅ローンを

住宅ローンは、勤続年数が働いたり、収入があるからといって審査が絶対に通るものではありません。もし、あなたの会社の収入に変動がある場合は注意です。例えば、営業職の場合、固定給が少なくて歩合給の割合が多いと、金融機関にもよりますが、歩合給部分を安定した所得とみなさずに、年収を安く見積もって審査されることもありますので注意が必要です。

また、高歩合給の会社の中には、個人事業の雇用形態のところもあり、健康保険証が社会保険ではなく国民健康保険の場合があります。そうなると銀行側の信用度が落ちることもあります。

もし、購入予定物件がフラット35の住宅ローンに対応している物件であれば、フラット35の住宅ローンも審査に出してみると良いでしょう。フラット35の住宅ローン審査では、会社の規模や雇用体系にとらわれず、安定して収入(源泉徴収や課税証明書)が証明できれば、基本的には問題ありません。

もちろん、それでも100%通るとは言えないので、いろいろな金融機関で一括審査をしてみましょう。

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