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親子リレーローンとは?メリット・デメリットを徹底解説!

住宅ローン
この記事を書いた人
Ryota Nakanishi

当ブログの管理人。静岡在住。宅建士・FP
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザーの資格を保有。
高校卒業後、アパレル販売員から不動産業界へ。
賃貸仲介や賃貸管理などの仕事を約4年経験。
不動産会社員時代の経験や、資格で得た知識を活かして不動産やお金について情報発信をしています。不動産メディア『任意売却ラボ』を運営
不動産のご相談、ライティングや記事の監修などもしてますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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住宅ローンのプランの一つに「親子リレーローン」があります。

意外と知られていないプランですが、借入額が増やせたりなどメリットも多いプランです。

年収に限界があるけど、住宅ローンの借入額を増やしたいな!

親と同居を検討しているのよね

高齢のため、住宅ローンの返済期間が短いんだよなぁ・・

こういった悩みをもつ方に向けての内容となってます。

親子リレーローンのメリット・デメリットや、どういった人が親子リレーローンを利用するのに向いているのかを解説していきます。

「親子リレーローン」と「親子ペアローン」の違い、「民間の金融機関」と「フラット35」の違いに注意していくと、読みやすいです。

本記事を読むことによって、親子リレーローンの知識がひと通り身につき、あなたにとってより良い条件で住宅ローンを選ぶのに役立ちます。

親子リレーローンとは?

親子リレーローンとは?

親子リレーローンとは、親と子、2代にわたってローンを返済できる住宅ローンのことです。

金融機関によっては「親子リレー」「親子リレー住宅ローン」、住宅金融機構のフラット35では「親子リレー返済」といいます。

リレーという単語からもわかるとおり、住宅ローンは1本しか組めません。親、子それぞれ別の住宅ローンを組むことはできません。

  • 親・・・主債務者
  • 子・・・連帯債務者

といったように、親子で1つのローンを組むことになります。

返済当初は親が返済していき、徐々に子が返済を引き継いでいくという形式です。

親子リレーローンとペアローンの違いは?

親子リレーローンとペアローンの違いは?

親子リレーローンと似たものに「親子ペアローン」があります。

ややこしいですよね・・・(^^;)

2つを比べて解説していきます。

  • 親子リレーローン・・・1つの住宅に対して1つの住宅ローン
  • 親子ペアローン・・・1つの住宅に対して親子それぞれが住宅ローンを借り入れる

(住宅要件など詳細は金融機関ごとに違います。)

住宅ローンに関わってくる「団信=団体信用生命保険」と「住宅ローン控除」は利用できるのか表にまとめました。

申込者団信住宅ローン控除
親子リレーローン親((主債務者)
子(連帯債務者)
金融機関による利用可能
親子ペアローン親(債務者)
子(債務者)
加入可能利用可能
著者作成

住宅ローン控除はどちらのローンも使えますが、団信に関しては、親子リレーの場合は金融機関によります。

団信の審査方法やプランも細かく違うので、注意が必要です。

どちらのローンを選ぶかは、人それぞれ条件や状況が違うので、特徴を把握し。比較検討していきましょう。

なお、親子ペアローンのデメリットは下記のようなものがあります。

親子ペアローンのデメリット
  • 2本分の契約になるので、借入れの際の事務取扱手数料が余計にかかる。
  • 個別に債務を負うため、どちらか一方の収入だけだと借入れできない場合がある。
  • ローンの返済は同時にはじまり、完済するまで続く

親子リレーローンのメリット・デメリットはここから解説していきます。

親子リレーローンのメリット

親子リレーローンのメリット

借り入れ可能額が多くなる

親と子の収入を合算できるので、当然、どちらか一方だけで借入をするよりも多くの金額を借入れることができます。

親の年収を合算した金額で住宅ローンの審査を出せるので、選べる住まいの幅が広がります。

ただし、一方が退職、転職したばかりの場合は、年収が安定しないとみなされ、審査に通らない場合もあるので注意です。

子が若く、まだ年収が低くて借入れすることが難しくても、住宅購入を支援する方法として親子リレーローンを利用することが有効です。

親の年齢が高くても借入ができる

住宅ローンの借り入れには年齢制限があります。

親の年齢によっては、親だけだとローンの借入れが難しくなる場合があります。

フラット35の場合、完済時年齢が80歳未満です。

親子リレーローンではなく、親の年齢が場合は、借りら入れる期間がどうしても短くなってしまいます。

親子リレーではない例をみてみましょう。

例:親の年齢が65歳の場合

80(完済時年齢)-65(親の年齢)=15年(借り入れ可能期間)

上記の通り、その期間内で返済できる分の借入額が限界です。

ただ、親子ローンリレーを利用することで、子の年齢をもとに返済期間を設定し、最長の35年で借入れをすることも可能になってきます。

ちなみに、フラット35の場合は、親(申し込み本人)と子(連帯債務者は同居の必要がありません。)

上記のメリットを受けられる人が親子リレーローンに向いているといえるでしょう。

親子リレーローンに向いてる人
  1. 親が高齢で短い期間でしか借入できない
  2. 親子どちらかの収入だけでは借入が難しい
  3. 子の住宅購入を支援したい親

親子リレーローンのデメリット

親子リレーローンのデメリット

メリットだらけに見える親子リレーローンですが、デメリットもあります。

デメリットを把握しておくことで、リスクにも備えておきましょう。

別の住宅ローンが組めなくなる

親子リレーローンの場合、子が連帯債務者になるため、親子リレーローンを組んでしまった場合、新たに別のローンを組めない可能性があります。

特に、別居したまま親子リレーローンを組んだり、転勤の可能性がある場合は注意が必要です。

贈与や相続のトラブル

親子リレーローンを利用している場合、不動産名義を子の名義のみに変更すると「みなし贈与」とされる可能性があります。(もちろんケースによります)

また、購入した物件は、相続遺産の対象にもなるため、相続人が複数いる場合はあらかじめ協議しておくことも必要です。

いずれにしても、贈与や相続は税金や法律が細かく関わる部分なので、事前にプロに相談しておきましょう。

残債引継ぎのリスク

親が団信に加入していない、あるいは健康上の理由で加入できなかった場合には注意が必要です。

親に万一のことが遭った場合、残債はそのまま子に引き継がれます。

団信にあえて加入しないのはリスクがありますし、健康上の理由で入れなければ、また別の対処法があります。

民間の金融機関の団信に入れなかったとしても、「フラット35+民間の生命保険」で住宅ローンを組んだ人もいるので、検討していきましょう。

民間金融機関とフラット35の親子ローン

民間金融機関とフラット35の親子ローン

親子リレーローンは、「民間金融機関」と「フラット35」で大きく2つに分かれています。

それぞれ解説していきます。

民間金融機関はりそな住宅ローンを例にしています。金融機関によっては、条件が違ってきますのでご承知おき下さい。

民間金融機関フラット35
借入金額最高1億円100万円以上8000万円以下。建設費または購入価額以内。
借入最長期間35年。15年(申し込みご本人または連帯債務者が満60歳以上の場合は10年)以上で、かつ、次の①または②のいずれか短い年数(1年単位)が上限となります。
①「80歳」ー「申し込時の年齢」
 ※1 年収の50%を超えて合算した収入合算者がいる場合には、申込みご本人と収入合算者のうち、高い方の年齢を基準とします。
※2 親子リレー返済をご利用の場合は、収入合算者となるか否かにかかわらず、後継者の年齢を基準とします
②35年           
借入時年齢満20歳以上満70歳未満、最終返済時年齢満80際未満の方。
親は最終返済時の年齢が満80歳以上でも借入可能。

親→申し込み時は本人の年齢は問わない(通常は満70歳未満)
親が80歳を超えたときは、子が加入する必要がある。
子→親の後継者、またはその配偶者で定期収入がある場合(学生・未成年        でも可能な場合がある)
年収前年の税込年収が100万円以上。
給与所得者の場合は、勤続年数1年以上、給与所所得以外の場合は、勤続または営業年数が3年以上
借入の際は、子(連帯債務者)の収入全額を合算でき、公的年金も収入として認められている。
年収要件はフラット35のHPへ
団信加入原則「子」。
「親」が加入できる場合でも、
同時に「子」が加入を必須にしていることが多い。
「親」のみで団信加入が可能。
団信の保障は満80歳の誕生日の属する月の末日。  
親に万一のことが起こった場合は全額が完済。
(どちらかに万一のことが起こった場合には片方の債務部分のみ免除される)
著者作成

まとめ

親子リレーは、うまく利用できれば、住宅ローンのリスクを最小限に抑えることができます。

ともあれ、自分にとってどういったプランが最適なのかは、第三者の意見も必要です。

ひと通り知識がついたら、まずはプロに相談してみましょう。

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