- 不動産営業をしているけどなかなか仕事がうまくいかない
- 営業の仕事に将来が不安で別の仕事や職種への転職を考えている
- 営業もやりきったし、別の仕事にもチャレンジしてみたい
今回は、こういった悩みを持つ方に向けての内容となっています。
不動産営業を辞めたい理由には、ネガティブなものから、「別のことにチャレンジしたい」などのポジティブな理由まで人それぞれです。
不動産営業を辞めたいと思っていても、どう行動していけばいいかわからず、なかなか踏み出せない人も多いでしょう。
本記事では、不動産営業を辞めたい人がどういったことを考えていけばいいか解説しつつ、後悔しない選択肢を選んでいくことについても解説していきます。
記事を読むことによって、ただ不満を抱えてたり、悩むだけで時間が過ぎていくことがなくなり、いまのあなたの状況を変えるきっかけになります。
営業を辞めたいと思う時って人間関係や勤務時間が原因ってこともあるんですよね・・・。
「会社を変えたらまた営業が楽しくなった!」という人もいるので、転職という選択肢も有力です。
不動産営業を辞めたい理由

上司から怒られる
不動産業界は、他の業界に比べ、体育会の企業が多いです。
上司にとってはあたりまえでも、若い方には怒られるのがかなりきついということもあるでしょう。
言ってしまえばパワハラのような怒り方をする上司もいますが、それが当たり前と上司自身は感じていたり、会社自体がそういった風土がある場合が多いので、なかなか改善は難しいでしょう。
営業ノルマがキツイ
営業である以上、ノルマがあるのは仕方ない部分もありますが、あきらかに達成が厳しいノルマを与える会社もあります。
新入社員や転職してきたばかりの人にとってはかなりキツイと感じるのではないでしょうか。
過度なノルマを与える企業というのは、売上を営業に依存しているだけではなく、会社の業績が厳しい場合があります。
もしあなたの会社の営業ノルマがきつかったら、それとなく会社の経営状況を調べて、業績が悪かったら転職を考えた方が良いでしょう。
給料が低い
営業は稼げるというイメージはあるものの、基本給が少なかったり、ノルマが達成できなければ生活するのも厳しいという人は珍しくありません。
そもそも、十分な生活を社員に確保したうえで業務に専念してもらうのも会社の役目であるわけですから、基本給が低いことも会社の業績が良くない可能性があります。
休日がない
お客様相手の営業は、自分が休みの日も場合によっては出勤しなければならない場面が出てきます。
職種上仕方ない部分はあるものの、頻度が多かったり、振替休日がもらえなかったりするのは問題です。
そういった会社は、それが習慣になってるので、なかなか改善するのも難しいでしょう。
もし、改善する気配がなければ、転職しましょう。
残業が多い
営業は外回りだけではなく、事務作業が多いです。
時期によっては残業が多くなってしまうことがありますが、平気で残業代を払わない会社も依然として存在します。
もし、あなたが残業代がでない状況で、会社に言える状況でなければ、記録を取って起きましょう。
退職したあとに、労働基準監督署に記録を提示すれば、会社に不足分の残業代を出すよう指導してもらえるはずです。
クレームが多い
不動産業界の営業は、賃貸・売買など業種を問わずクレームが発生します。
営業マンの不手際だったり、内容が正しければまだクレームを言われるのもわかりますが、明らかに理不尽なクレーマーも存在します。
仕事と割り切ることが難しければ、クレームとあまり関係ない部署への異動も検討しましょう。
会社の空気が悪い
営業でノルマがキツイ会社なんかだと、常にギスギスしていることが多いです。
そういった会社は個人だけではなく、支店や会社全体などのノルマもあるため、余計にプレッシャーがかかります。
もし、精神的に負担になるようであれば、退職を考えましょう。
上司がパワハラ
上司が怒ると違うのは、明らかに嫌がらせ行為をされることです。
暴言はあたりまえ、ときには暴力をふるうという場合もあります。
ボイスレコーダーやメモとして記録に残しておきましょう。
心療内科に行って診断書をもらえれば、損害賠償を起こすことも可能なので、自分を守る行動を取っていくことが重要です。
将来が不安
「営業はAIに奪われる」という人がいるように、営業の仕事自体に不安を感じている人もいます。
確かに、いずれ近い将来はその可能性があると思いますが、それは営業だけに限りませんし、まずは事務作業などからなくなっていきます。
営業スキルがあれば、他の仕事でも役に立つ部分もあるので、もし不安な方は、転職を考えたり、副業をしてみるのもいいでしょう。
雇用が安定しない
前述してきたように、会社によっては残業代を支払わなかったり休日がないだけではなく、雇用形態が正社員ですらない営業の人もいます。
営業の仕事自体は嫌いじゃなくても、雇用が不安定なかたは、待遇の良いところへの転職を目指すのをおすすめします。
会社は一つだけではありません。
転職サービスで、あなたの市場価値を確かめてみるのもいいでしょう。
離職率が高い
会社の離職率が高いのは、大半の場合が「待遇が悪いから」です。
もし、あなたの会社の離職率が高ければ、どこかしら欠点があるはずです。
入社したばかりだったら見えないことでも、実は重大な欠点を持っているということも珍しくはありません。
離職率があまりにも高かったら、原因を調べたほうが良いでしょう。
不動産営業に向いてない人の特徴

営業を辞めたいと思っている以上、向いてないというのも原因の一つです。
具体的な特徴を解説していきます。
営業に自信がない
就職したばかり、実績がないという場合には自信を持てなくなりがちです。
そういって場合には、すぐに営業に向いてないと判断するのは早いですが、半年以上経っても自信を持てない場合は、向いてない可能性が高いです。
もし、社内で別の仕事をしたり、副業をして、営業以外の仕事に興味を持てれば、その仕事に変えていくのも一つの手段です。
ストレスを貯めやすい
営業は、お客様に気を使ったり、ノルマを追ったりとストレスを貯めやすい職種です。
人によってはアルコール依存症になったり、鬱になってしまうこともあります。
もし、あなたがそれに近いようなストレスを営業の仕事に感じているようであれば、職種を変えることを検討していきましょう。
体力がない
営業職に限ったことではありませんが、体力がないのは致命的ともいえます。
いまはなんとか耐えることができても、将来的には体力がないと継続は厳しいでしょう。
お金に興味がない
営業の仕事がきつくても、ノルマをあげれば給料が上がるからという理由で頑張ってる人は多いです。
お金を稼ぐことに興味がなかったら、よっぽど営業の仕事自体が好きではないと厳しいところがあります。
不動産営業を辞める前に

いままで、営業を辞めたい理由について解説してきましたが、行動に移す前に整理しておくことがあります。
何が不満なのか
営業を辞めたい理由から、何があなたにとって不満なのか整理しましょう。
そのうえで、いまの不満を解決できるか考えていくかが重要です。
タイミングを考える
20代後半から30代は転職の最後のリミットで。それ以降のキャリアチェンジは正直なところ厳しいです。
20半ばまでなら、「もうちょっと頑張ってみようかな」と考えるのもありですが、そうでなければ、悠長に考えてる時間はありません。
転職活動は思った以上に時間がかかるので、切り替えるときはなるべく早い方がいいです。
不動産営業を辞めると決めたら

ここまできて、不動産営業を辞めると決めたら、すぐに行動しましょう。
辞めると決めたのに行動しなかったら、仕事を続けていても意味がありません。
具体的にどういった行動をしていけばいいか解説していきます。
仕事内容を決める
不動産業界の営業職以外なのか、まったく別業界の仕事なのか、自分がやりたい仕事を決めていく必要があります。
仕事内容を決めずに転職先を探そうとしても、案件数が多すぎますし、結局なにをしたらいいのかわからなくなってしまいます。
まずは、どの業界でなんの仕事をしていくのかを決めていきましょう。
転職サービスを利用することで助言をもらえることもあるので、積極的に活用していきましょう。
退職理由を考える
転職の面接では必ずといっていいほど退職理由を聞かれます。
最後に勤めていた会社だけではなく、いままで働いていた会社のすべての退職理由を聞かれることも珍しくないので、面接官を納得させられるだけの理由が必要です。
正直に退職理由をいうのがいい場合もありますが、転職先の業界や職種によっても違うので、自分だけでは判断が難しいところです。
客観的に判断することが不可欠なため、転職サービスを利用してアドバイスをもらいましょう。
まとめ:不動産営業を辞めたい人へ
僕自身、不動産業界で4年ほど営業をしてきましたが、いまはまったく別の仕事をしています。
結果的にいまは別の仕事をできていますが、タイミングが少しでも遅かったら、いまの仕事はなかったと思っています。
行動するのは早ければ早いほどチャンスを逃しにくいです。
周りが様子を伺って待っている間に、自分が行動することによって、うまくいく確率が上がります。
悩んでいても、行動しなかったら結果は変わりません。
まずは行動しながら考えていきましょう。