【驚愕】不動産業界はやめとけ!と言われる理由【ブラック企業かどうかの見分け方も解説】

中西諒太
監修者
静岡県出身。株式会社了代表取締役。
宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級
賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。
現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業の事業を経営。
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不動産業界へ就職しようとして周囲から「不動産業界はやめとけ」「ブラック企業ばかりだ」といわれる人もいるでしょう。それは不動産業界に良いイメージがないというのが大きな理由です。

しかしブラック企業というのは会社によって違い、不動産業界全体がブラックというわけではありません。

本記事はなぜ不動産業界はやめとけと言われるのかについて客観的なデータも参考にしながら解説していきます。

  • 転職や就職活動で不動産業界を検討している
  • 不動産業界の評判が知りたい
  • より良い待遇で働ける会社を知りたい。

上記にひとつでもあてはまる方にとっては参考になる内容となっています。本記事を読むことによって不動産業界の実態がわかり、良い待遇の会社に就職することにつながります。

良い会社の求人は表には出てこず、非公開求人にすることによって応募者を絞る傾向にあります。公開している求人と違い、人数を絞ることによって本当に自社に貢献してくれる人材を集めるのが目的だからです。求人を探すときも非公開求人を紹介してくれるような転職サービスを利用しましょう。
【保存版/宅建士おすすめ】不動産業界の転職で本当に役に立つ転職エージェント【経験者・未経験者別まとめ】

目次

不動産業界はやめとけの理由

不動産業界はやめとけの理由

不動産業界をやめとけという人はさまざまなイメージがあるからです。理由がなければ人に対してやめとけという必要はありません。具体的にどういった理由でやめとけというのかを知っておくことで今後の対策にもなります。

不動産業界のイメージが悪い

不動産業界はそもそもイメージが悪く、特に具体的な根拠もなく「不動産業界をやめとけ」という人もいます。

不動産業界のイメージ
  • 会社のガラが悪い
  • パワハラがあたりまえ
  • 体育会系
  • 仕事が激務

上記のようなイメージを持たれがちです。中には昔からのイメージを持ちづづけている人もいます。

リーゼントでクラッチバックを持ってベンツを乗り回しているというのが昔ながらの不動産屋のイメージです。確かにそういう人もいましたが、いまでは天然記念物扱いです。

不動産営業のイメージが悪い

不動産業界といっても事務から総務、人事などいろいろな職種があります。

ただ、どうしても仕事内容で目立つ営業のイメージが強いです。

飛び込み営業やテレアポなどゴリゴリの営業をしているから仕事もキツイだろうと思うのはあたりまえです。

中には電話を手にグルグル巻きにして1日中電話をかけ続けることもあると聞いたことがある人もいるでしょう。

実際のところいまだに上記のようなアナログの営業をしているところがあるのも事実です。もちろんそれは全体からみたらごく一部ですし、不動産業界以外の営業でも同じような仕事をしている業界はあります。いずれにしても求職活動でしっかり情報集めをしておけば、入社後に聞かされていなかった仕事をするリスクは最小限まで減らすことができます。

関連記事:地獄?不動産営業が想像以上にきつい理由を解説

休日が少なく残業が多い

不動産業界は休日が少ないというイメージがあります。それはサービス業という不動産の仕事柄どうしてもお客様を優先しなくてはいけない場面があるからです。

不動産が土日にも仕事をするのはお客様が土日休みでそれに合わせる必要があるからです。そのため休みは火・水など平日になることが多いです。

※ちなみに水曜休みの会社が多いのは水曜に仕事をすると契約が「水に流れる」から縁起が悪いというのが一説にあります。

また、残業が多い業界というのもデータが出ています。下記の資料によると不動産業界は5位です。

”残業時間”に関するレポート

確かにお客様の都合で本来の休日にも仕事をしたり残業しなくてはいけない場面があります。会社によっては振替休日にしてくれたり、引き継ぎで別の人が対応してくれることがあります。

最近では定時になったら強制的に会社のシステムをシャットダウンして残業をなくすという会社も増えてきました。

ありきたりな回答になってしまいますが、「休日や残業は会社による」というのが実情です。とはいえ休日や残業は求人をみて事前に情報収集をすることは十分に可能です。万一入社後に実態が違っていた場合は会社側が契約違反になります。最近では労基も厳しいので入社後の大きなミスマッチも減りました。

関連記事:【不動産の転職】土日も休める?休日事情を徹底解説!

景気が左右される

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クレームばかり

不動産業界は基本的にサービス業です。お客さんと対応することが多いのでクレームの機会も他の業界に比べて多いことは否定できません。

ただ、それはサービス業である以上は避けることができません。重要なのはどういったクレーム内容によるか、会社のクレーム対応の体制は整っているかです。

クレームといっても意見に近いものもありますし、中には怒鳴るタイプのクレームもあります。そういったさまざまなクレームに対して会社にマニュアルはあるのか、休日は担当以外の人が対応してくれるかでも負担は変わってきます。

なるべくお客さん相手をしたくない場合は事務職などに絞るのも選択肢のひとつです。もちろん会社によってお客さんに対応する業務量は変わってきますが営業よりはだいぶ少なくなります。就職活動するときに転職エージェントになるべくお客さん対応をしたくないという希望を伝えておくと、それに合った求人を紹介してもらえます。

不祥事のイメージ

不動産業界は法律が絡むという仕事柄、よく裁判に取り上げられることがあります。

法律面だけであればまだ認識の違いからトラブルが発生するのは仕方ない部分がありますが、問題はモラル的なことが原因で起こるトラブルです。

上記のように過去には詐欺など刑事事件に発展したものもありました。もちろん大半の人が真面目にやっている中の事件ですが、ニュースとして目立ったため不動産業界に悪いイメージを持った人がいるのも事実です。

業界体質が古い

不動産業界はいまだに他の業界に比べて体質が古いというイメージがあります。

  • 電話やFAX中心
  • 飲み会がある
  • 体育会系のノリ

上記のようなイメージをもつ人もいるでしょう。

FAXや電話中心の仕事は対面で仕事をする機会が多いからです。基本がチャットやZOOMで仕事をしている業界からするとかなり効率が悪いかもしれません。

ただこれはサービス業という業務の特性上仕方がない部分はあります。重要なのは効率化できる部分を変えていくかどうかです。

最近では不動産テックといってITで業務効率化を推進する傾向にあります。電話対応やメッセージ対応をシステムを取り入れることによって残業時間を減らしている会社もあります。

【宅建士監修】不動産業界の就職や転職に学歴が必要ない5つの理由でも解説してますが、不動産業界は他の業界に比べて学歴がそこまで重視されてるわけではないので、体育会系が多い傾向にあります。ただ飲み会や体育会のノリの会社も全体からしたら少数派です。こういった社風の会社も事前に情報を仕入れておくのは十分に可能です。

不動産業界はブラック企業ばかりではない

不動産業界はブラック企業ばかりではない

繰り返しになりますが、不動産業界は昔のイメージで「不動産会社=ブラック企業」と思う方もいますが、実情は違います。具体的に解説していきます。

他業界との離職率の比較

下記のグラフは産業別の入職率・離職率を表したデータです。

令和2年雇用動向調査結果の概要(厚生労働省)

上記のデータによると不動産業の離職率は14.8%です。

全体からみても平均的な数値ですし、飲食・宿泊業など他のサービス業よりも低い離職率です。不動産業界全体で「不動産業界は離職率が高いからブラック企業ばかり」というのは間違っています。

業種や会社によって待遇は違う

もちろん会社や業種によって離職率も待遇も変わります。

事務職やデベロッパーは比較的離職率が低いですし、投資営業は離職率が他に比べて高いです。

実際のところ投資営業は1年後にはまったくメンバーが変わっていて役職がつくことも珍しくありません。それだけ会社に定着しづらいということです。

離職する理由は休日や人間関係が大半です。ノルマがあったり上司が厳しすぎる会社は離職率が高い傾向にあります。求人を探す際は、業種や人間関係などをエージェントにヒアリングして総合的に判断していくことが重要です。

ブラック企業かどうかの見分け方

ブラック企業かどうかの見分け方

法令を遵守しているかどうか

求人を探すときにはその会社が過去に法律違反をしてなにかしらのペナルティを受けたことがあるのかの確認も重要です。

不動産業界は常に法律違反ととなりあわせです。特にどの会社も「宅建業法」を遵守するよう注意を払っています。それは、宅建業法違反をしてしまうとよくて警告、最悪の場合は業務停止、逮捕などのリスクがあるからです。

もちろん上記のように大きな問題となるのはごく一部です。「会社名 裁判」「会社名 事件」などと検索すると過去に大きな事件を起こしたことがあるかわかります。

アナログ営業かどうか

不動産業界における新型コロナウイルスの影響とテレワークに関するアンケート結果サマリー

離職率と勤続年数

先述したように離職率は会社によって大きく違います。それは待遇や職種によって変わるからです。当然、待遇が良ければ離職率も低い傾向があります。

そして離職率が低ければ、当然勤続年数が長くなります。平均の勤続年数、最長の勤続年数も知っておけばより待遇について把握することができます。

口コミサイトを見る

会社の実態は求人サイトだけではなく口コミサイトからも確認することができます。

たとえば「会社名+評判」「会社名+口コミ」で検索すると多くの口コミがヒットします。

口コミサイトは「openwork」や「ライトハウス」などがあります。

いろんな情報がある中で、求人だけだとわからないものも紛れています。

ただ注意点としては元社員のただの愚痴だったり、現役社員が会社の指示で書いてることもあります。信憑性は確実ではないものの判断材料のひとつとして参考にはできるでしょう。

ホームページの有無

大前提としてホームページがない会社は注意が必要です。会社の実態がわかりづらく、いまだにアナログな仕事をしているブラック企業の可能性が高いからです。

会社のホームページがないと待遇や仕事内容において求人サイトだけではわからない部分を確認することもできません。よっぽどやりたい仕事や評判の良い会社ではない限り、就職先の選択肢から除外した方がいいでしょう。

会社の規模はあまり関係ない

「大手=ホワイト」「中小=ブラック」というわけではありません。大手でも昔ながらの風習やアナログの仕事が抜けきれない会社がある一方、できたばかりのベンチャー企業でも積極的に待遇を良くしていこうという姿勢の会社もあります。

求人を探すときに一つの目安として会社の規模は気になることだけですが、それだけにこだわってしまうと待遇や将来性など他のところが見えなくなるというリスクがあります。

そのため、会社の規模だけではな総合的に情報を集めてブラック企業かどうか判断していくことが重要です。

関連記事:不動産の仕事内容とは?仕事を探す時のポイントも解説!

不動産業界はやめとけは人の意見

不動産業界はやめとけは人の意見

不動産業界で働くにはさまざまなメリットがあります。

  • 高い年収が実現できる
  • スキルアップがしやすい
  • 他の業界でも通用できる

どこの部分がブラック企業と捉えるかは人によって違いますが、一時的にいい意味で自分にとって負荷がかかる仕事をするのも選択肢のひとつです。中にはあえてスキルや経験を積むために周りから「ブラック企業」と言われるところで働く人もいます。

【意外?】不動産業界に向いてる人の特徴【目的が大事】でも書きましたが、目的が重要で不動産業界に就職するのもその手段のうちのひとつです。自身が正しいと思った手段なら周囲の意見を聞く必要はないでしょう。

不動産業界の将来性について

本記事では不動産業界に否定的な内容となってしまいましたが、それでも不動産業界は将来性があります。少人数でも上場していたり、高収益が出ている会社の割合に不動産業界が多いのも不動産事業が優秀であることを証明しています。不動産業界の求人は将来性も考慮しながら探していくことが重要です。

良い会社の求人は表には出てこず、非公開求人にすることによって応募者を絞る傾向にあります。公開している求人と違い、人数を絞ることによって本当に自社に貢献してくれる人材を集めるのが目的だからです。求人を探すときも非公開求人を紹介してくれるような転職サービスを利用しましょう。
【保存版/宅建士おすすめ】不動産業界の転職で本当に役に立つ転職エージェント【経験者・未経験者別まとめ】

この記事を書いた人

静岡県出身。株式会社了代表取締役。
宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
住宅ローンアドバイザー/日商簿記検定2級

賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務後、独立。
現在はWEBメディア運営と不動産賃貸業の事業を経営。
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